■ 第五診 『ドッキドキ☆インターバル』 ■ |
・・・やっぱり長すぎる(^▽^)/
がんセンターでの初診まで、また1週間あるわけだ。
うーん、長い。
紹介状ゲット |
次回、がんセンターで初診 |
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ドラクエ9もクリアーしちゃってるもんでやる事ないですよ。
つか、逆にこの状況になる前にクリアーしててよかったよね。
この状況でやっても絶対楽しめてないよドラクエ。
だってもうドラゴンをクエストしてる場合じゃないからね。こちとら肺がんクエストだよ。
とは言うものの次回の診察まで何かしら気を紛らわすような事が欲しいなぁ。
何もせずに、ただただ1週間我慢して待ってるとか無理。
何かないかとパソコンの電源を入れてみるものの、
( ̄□ ̄;) だ、だめや・・・。
パソコンしてられない。
家の中で大人しくしてるっていうのがもうダメ。
じっとしていられない。身体動かしてたい。
自分みたいなネット大好き人間でも追い詰められるとネットなんてしちゃいられないのか
嗚呼、やっぱり人間は現実の世界で生きているもんなんだなぁ。
と、しみじみ感じたんだけど今にして思うと このじっとしていられない衝動はニコチン切れの症状だったのかも。
(16日の診察からタバコ吸ってなかった。(って一日しか経ってねーじゃねーか。(十分つらいの!
身体動かしたい\(`・ω・´)/
この「じっとしていられない症候群」以外にも診察までの1週間は色々と奇行が目立ったね。
自分では至って冷静なつもりだったけど今にして思うと明らかにおかしい。
それでは窮地に立たされた人間の行動を紹介しちゃおう\(`・ω・´)/
・お散歩バカ
家でじっとしていられなかったもんでこの1週間はとにかく歩いた。お散歩した。
1日平均7時間(7時間!?)とか歩いたバカか(^▽^)/
とにかく動かずにはいられなかったんだよね。
ガンだったとしたらこんなに歩いたら体に悪いんじゃなかろうか?
ガン細胞が全身に散らばっちゃうんじゃないだろうか?と考えたけど、それでも歩かずにはいられなかった。
足腰がもう、ガックガックにしーてやんよって感じでガクガクだよ。
それでも尚、止められない止まらない。
1週間経つ頃には人間カーナビになってました。
・栄養ドリンクバカ
お散歩のついでにコンビニで野菜ジュースと栄養ドリンク買いまくり。
朝の5時くらいから散歩に出かけて栄養ドリンク くぴぷはー みたいな毎日。
今更 野菜ジュースとか栄養ドリンク飲んでもおせぇよっ!おせぇよっ!って感じだけど、
当人としては「ようっし!オペに向けて体力つけっぞー!」って感じで、腰に手を当てながら
日に3本ずつくらい飲んでたよ。
こんな飲んでもビタミンミネラル豊富なおしっこが出るだけです。
・決意バカ
色々とパワーを頂いたおかげで、診察までの期間中に悪い方向に考えたり、
ネガティブにおかしくなる事は無かったけどポジティブな方向におかしくなってた。
「必ず治すぞっ!」
「ようっし!やるぞぉ!」
ってな決意表明を心の中で5分に1回の割合でしてた。
ネガティブにならないっていうだけで心は完璧に捕らわれております。
栄養ドリンクを片手に5分に1回「ようっし!やるぞぉ!」と目を輝かせ7時間散歩する29歳。
明らかにキチガイ。
・血痰チェックバカ
肺がんの症状に「痰に血がまじる」というのがある。
お医者さんでも何度か質問された。
ここまでこの症状は無かったけど、すごく気になったもんで
確認の為にしょっちゅうペッペ ペッペしまくってた。
無理やりペッペ ペッペしまくったもんで、終いには喉が切れて血が出た。
最初、喉が切れた事に気付かないまま、ぺっと出した痰に真一文字に血が混じってるのを見た時は
(;゚д゚) ハッ!!
って感じ。
その次の瞬間、無意識に「そうか!よし!やるぞ!」って声に出して言ってた。(ミスター決意バカ
声を出すと同時に喉に走る鋭利な痛み。
「なんだ!喉が切れただけか!」
この時は全身の力が抜けるくらい本気でほっとしたね。
・胃痛バカ
決意が固まっているとはいえ、身体には相当のストレスが掛かっていたようで
普段痛くなった事のない胃が痛くなった。
んだけど、肺の事しか頭に無いのと胃の上の方が痛くなったもんで
胃だと気付かずに肺が痛いんだと勘違いしちゃったよねでしゅへへ^^
い、いてぇ ( ̄□ ̄;)
肺から露骨に違和感を感じるぞ・・・(胃を押さえつつ)
今まで何にも感じなかったのにいきなり痛みが・・・
すごい勢いで腫瘍が成長してんのか・・・?
しかも、なんだこれ背中がいてぇ・・・
内臓悪くすると背中が痛くなるって言うけど、ほんとに背中いてぇ・・・
こうしている間に進行してるのか・・・
く、くぅ、診察まだなのっっ(%$@)/ ←たぶんこんな顔してた。
・・・全部胃だったね。
これも気付いた時は、ほっとしました。
と、まぁ、なんだかんだでビビリまくり。冷静なつもりが平常時とはかけ離れた精神状態でした。
こんな状態がゆえに普段感じないような事も色々感じて、
散歩してる時に見かけるおじいちゃんとかおばあちゃんが、もう奇跡の存在みたいに見えた。
すっげぇーなぁ よくその年齢まで元気だなぁ みたいな。
おじいちゃんの元気にあやかってちょっと拝みたくなったよねナムナム。(ぶたれるよ。
そんなこんなで長いインターバルを過ごしつつ、ついに本日は診察日前日の7月22日。
いよいよ明日は待ちに待った(?)がんセンターでの診察だ。
・・・の前に何か忘れてはないだろか?
そうだ!腫瘍マーカーの結果!
オバチャンズの病院でやった肺がんの疑いを調べる血液検査の結果が来てないぞ。
元々 本日7月22日は、オバチャンズの病院で気管支鏡検査をする予定だったわけで、
今日中に腫瘍マーカーの結果も出てるハズ。
結果が出たら実家の方に連絡がいく手はずになっている。
なんで実家なのかというと住所変更してないもんで保険証の住所、電話番号、モロモロ実家なのよね。
というわけでマンションにて実家からの連絡を待つ。
が。
待てど暮らせど連絡がこない・・・・。
・・・。
・・・・・。
連絡ねぇ(^▽^)/
えっ なにこれっ なにこれっ
なんで連絡来ないの・・・・・
(;゚д゚) ハッ!!
も、もしかして! 実はもう検査結果が出て実家に連絡いってるんじゃあ・・・
「検査結果、がんです」とかって出てるんだけど、言うに言えなくて
どうせ明日になればがんセンターに検査結果持ってくし、そこで分かるし、
後一日 精神的猶予をあげようっていう事なのではっ!そうだ!そうにちがいない!
(;゚д゚) はわわわわ・・・
そうなるとこっちから電話かけて親に「ガンだったよ・・・」とか言わせるのも忍びないよなぁ・・・。
よし!じゃあこの際だから貰った猶予を存分に満喫するとしよう!
今日は最後の晩餐じゃあ!
ってわけでセブンイレブンに行って豪華にハンバーグ弁当を買いましたってセブンかよ。
結局この日、実家から連絡が来る事は無かった。
その夜―――
布団の中で目を瞑り、少しだけこれからの事を考える。
ついに明日はがんセンターだ。
これだけ考えて、決意も固まったハズなのに、
頭の中にあるのはガンなのかどうかということ。
「ガンなのか?」
「それは考えてもしょうがない、何であれきちんと治すだけだ。」
この1週間、毎晩のように繰り返した質問と、毎回辿りつく結論。
「大丈夫さ。俺なら治る。―――必ず治す。」
全てを押さえ込むように己を鼓舞し、眠りにつく。
そして、朝が来た。
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