■ 第六診 『天肺』 ■ |
来たぁあああーッ! がんセンターの診察日ィイイイイイイッ!!
というわけで本日は がんセンターの診察日です。
ようっしっ! ぼく、がんばるゾ(^▽^)/
・・・・・
・・・の・ま・え・に、
血液検査の結果が気になってしょうがねーよッ!
がんセンターとかどうでもいいからまずは結果教えてくれっ 結果っ はぁ はぁ
今日の診察には検査結果も持参する事になっていて、この期に及んで気を使って貰う必要もないので
実家に電話をかけてみる。
とぅるるるるるるるるるガチャリ。
ドヘ「お、おれだけど・・・け、け、血液検査・・・どうだった?(ドキドキ」
・・・。
父「まだ結果でてないよ?」
でてねーのかよっ!?
こちとら勘ぐって最後の晩餐までしちまったよ。セブンで。
なーんだ・・・
予定ではもう結果出てるはずだったけど今日の診察には間に合わないのかな?
一応オバチャンズの病院に確認の電話をしてみよう。結果でてますかー?
電話をかけてみると、なんと!
ちょうどジャストタイミングで結果が届いたとのこと!※血液検査は外注
ナーイスッ!
さっそく検査結果を取りにオバチャンズのトコへ。
して、その結果はっっっ・・・・・・
どぅるるるるるるるるるるるる・・・ (ドラムロール
・・・。
ジャン!
『血液検査においてはガンの反応は無し』
(n‘∀‘)η ナ、ナーイスッ!!
全ての数値で危険値を下回ってる!ようっしゃぁあ!
腫瘍マーカーの検査はガンの場合でも反応が出ないケースがあるもんで
まだ完璧には喜べないけど、この段階でガンが確定しなくて良かった!
幸先良いぜっ!
うっしゃあ!そいじゃあ、もろもろ資料を持って、いざ行かん!ガンの城!センター!
≡(つ`・o・)っ |
≡(つ`・o・)っ |
≡(つ`・o・)っ |
がんセンター到着\(`・ω・´)/
あいかわらずのデカさに圧倒されるです。
それにしても・・・・・
(;゚д゚) 患者さん多いのなぁ・・・
ちょっとびっくり。
入院してる人は抜きにして、外来の患者さんだけでこんなにいっぱいいるのな。
こ、この人達みんなガンなのかしら・・・ ドキドキ
日常生活してるとガンの人に会う機会なんてほっとんどないけどここでは逆にガンの人がいっぱい。
なんていうか、なんだろ。不思議な感覚。
よくわかんないけど病院って偉大だな。
さて。僕がお世話になるのは呼吸器科。
2階の10番窓口で受付を済ませる。
向こうの病院でやったレントゲン写真、CT写真、血液検査、紹介状も一緒に提出。
待合室で小一時間待ち、来ましたっ 僕の番ですっ
「よっ、よろしくお願いしますっ」
診察室へと入り先生とご対面。
向こうの病院からの各種資料に目を通す先生。
ドキドキ
先生『えー、この部分・・・という事ですけれども、まずこの写真だけでは正直、全くわからないです。』
疑わしい部分に赤丸をつけたCT写真とレントゲン写真を指差して言う。
先生曰く、もともとこの部分は血管などが入り組んでいる部分であり、影だけを見てどうこう言えない、
さらにCT写真も撮影した機械が少し古いせいもあり、なおさら分からないとの事。
『血液検査の結果も、これだけを見てガンかどうかという判断はできないです。』
血液検査の数値が危険値以上でもガンじゃない場合があるし、
逆に危険値以下でもガンの場合があるらしい。ってなんだこの血液占い。
『まずは造影剤を打ってウチでCTを撮ってみましょう。』
造影剤というのはレントゲンやCTを撮る時に血管にコントラストをつける為の薬で、
これを注射してから撮影すれば血管とそうでないモノとを区別する事ができるんだって。
『それでですね、えー・・・今、私、出張でオペの予定が入っちゃってまして・・・』
こ、この流れは・・・(^▽^)
カレンダーを眺める先生。
ま、またたくさん待つの・・・(^▽^)
つか出張オペってすげーな。
『見たところ、急ぎではないですから・・・』
僕のレントゲン写真を一瞥して先生がポロリとこぼす。
!!
そうなのっ!?
つ、つまり、たとえガンであろうと助かるっ!?
(n‘∀‘)η ぼく、たすかるのっ?
先生がポロっとこぼした一言に心の中でガッツポーズ。
『・・・27日にCT撮影しましょう。その日は私いないのですが28日はいるので
27日にCT撮影して、28日に診察という事にしましょう。』
今後の予定を決めて初診終了\(`・ω・´)/
またしてもガンなのか何なのか分かりませんでした。
って初診1発目で分かるとは流石に思ってないけどね。
サイフの中に「Cancer Center」と書かれた診察券をしまい、この日は帰宅。
うーん・・・ なんとも重いカードがサイフに加わったもんだ・・・。
さて。次回の診察まで4日。
また少し待つ事になったけど「急ぎでは無いですから」っていう一言のおかげで全然気が楽だよね。
前回のインターバルとはうってかわって平常心、に限りなく近い何か。
おもわずネット接続しちゃったり。
肺の事は伏せたままネット繋がりのお知り合いさんとコミュニケーションとってみたり。
嗚呼。正常な精神状態って素晴しい。
安心したせいか それまでなんともなかった歯が痛みだした。
鏡で見てみると、あーあ。これ虫歯になってら。
こんな痛みを感じる余裕も出来たのね(^▽^)
でもタイミング的にちょっと今 歯医者さんに行く気にもならないので28日以降に行く事にしよう。
というのも、27日に造影剤を打ってCT撮影するわけだけど
この造影剤っていうのがちょっぴり体に負担がかかるモノらしい。(初体験
基本的には無害なんだけど、1000人に1人くらい気分が悪くなったり、
10000人に1人くらい気絶しちゃう人がいるらしい。
造影剤を使うにあたり、「使いますよ?良いですか?」という同意書にサインも求められた。
打った後は、水分を補給しまくって速やかに体外に排出するように。との事。
歯医者さん行くと麻酔とか打つからね。
造影剤を控えた今、ブッキングは控えた方が良いだろうって判断よ。(ビビリ屋
・・・・・・・・・・・。
こぇえええええっ!造影剤とかこえぇえええええ!ぼくどうなっちゃうのっっ!(ビビリ王
まぁ、なんにせよ気管支鏡検査の1000倍楽なのは確か。
そして27日。
来ました。CT撮影 with 造影剤の初・体・験☆
撮影の手順としては、横になって点滴したまま普通のCT撮影のように機械のトンネルをくぐるらしい。
まずは撮影担当の先生から問診。
『風邪はひいてないですよね?』
「はい。(ドキドキ」
『どこか具合悪いようなとこもないですよね?』
「はい。(ドキドキ」
『それじゃあ造影剤を打ちますけど、気分が悪くなったりしたら言ってください。』
「はい。(ドキドキ」
『薬がすごい勢いで体の中に入るので胸の辺りがカーッと熱くなりますけど、それは平気ですから。』
すごい勢いて(笑)
『それじゃあはじめますねー』
ブーン・・・
CT撮影機が動き、造影剤が打たれる。
っと、うおっっ!! これホントすごい勢いやっ!
ものっそ勢いよく体内へと流し込まれる造・影・剤ッ!
と同時に耳がものすごく熱くなる。
ノリ的にはめっちゃくちゃ強いお酒をグイっと飲んだ時に近い。
耳の次に胸がカーッと熱くなる。
熱くなるのもすごい早さ!体内を駆け巡ってる!
そして次の瞬間っ!
なんと!おちんちんの周りがすごい熱い!
おちんちんは無事(?)だが、おちんちん周辺がすごい熱い!ちん周カーニバル!
えっ、えっ、なにこれっ!? なにこれっ!?
漏らした!? おれ、おしっこ漏らしたのっ!?
まるでおしっこ漏らしたかのように股間に熱が広がるっ!
う、うげっ、 ちょっ、もうだめっ、ストップッ ストップっ
「き、きもちわるいれす・・・」
もしかして本当におしっこ漏らしたんじゃないかという疑念と共に全身に気持ち悪さが広がり思わずギブアップ。
1000人に1人の男に。
『大丈夫ですか?』
駆け寄る先生。
「ちょっときもちわるいです・・・く、薬とめて・・・」
『ちょうど検査は終わって薬はもう止まってますよ。大丈夫ですか?吐きそうですか?』
え!検査終わったの!
これ以上打たれるとマズいと思って止めたけど、終わってんならOK。
「だ、だいじょうぶです・・・」
体の熱も引いてきた。
あー良かった。おしっこ漏らして無かったよ。
コッソリとズボンを触って確認するぼく(29)
ギリギリセーフでCT撮影を終え、この日の診察は終了ー。ぐたー。
翌日、7月28日
さーて! 今日は昨日の写真を見ながら診察だ。
場合によっちゃあ、がん告知っぽい流れにもなるわけで、
両親共々、早々と待合室で待機。
結局のトコ、ガンかどうかっていうのはその部分の細胞を取って来て調べてみないと分からないみたいだけど、
今回のCT写真で「大きな腫瘍があります。」って事になったら
それがガンだろうとガンじゃなかろうとオペだしね。肺の場合。
オペでもなんでもして悪いモノは早くとっちまうぜっ!
・・・。
でも、オペ。
オペかぁ・・・・。
できる事ならオペもなんもなく終わりてぇ・・・・><。(この期に及んで
そうこうしてると順番が来ました。
僕の番です。
診察室へ入り、先生にぺこり。
先生『昨日は造影剤で気持ち悪くなったりしませんでしたか?(笑)』
なったよ。なりましたよ。
この歳でおしっこ漏らしたかと思ったよ。
『さて。それでですね・・・CTを見たところ・・・』
・・・はい。
・・・。
先生『肺には血管以外のモノは何もないですね。』
うおおおおおおおおおおおおおおおおおしゃああああああああああ!!!
*・゜゚・* 。.*・゜(n‘∀‘)η゚・ ・*:.。. *・゜゚・*
まさかのNOオペ!
ガンはもとより、腫瘍もなにもないっっ!
完・全・健・康・体っ!
えっ!?うそっ!?まじでっ!?
一体、例の影の部分は何だったのっっ
『例の部分はですね。細い血管と太い血管が重なりあって影のように見えていただけですね。』
まさかここに来てなんでもないなんて!
気管支鏡検査も手術も入院も何にもしなくていいなんて!
ありがとうっ!ありがとう先生っ!アンタ噂に違わぬ名医やっ!治療はなんにもしてないけど
拾った・・・
( ゚д゚) いのち拾っつあー(放心状態
「よかったー・・・・」
安堵のため息のようにこぼれる一言。
にこりと笑顔で返す先生。
この後の診察、検査予定は無し。これにて診察は完全終了。
先生にお礼を言い、がんセンターを後に。
帰りの車内、父が言う。
「本当に感謝しろよ。がんセンターに来てお前みたいになんでもなく帰れる人間なんて1割もいないんだぞ。」
本当にそうだ・・・。
あの先生にしたって、患者に「なんでもないです。」なんて告げる機会は無いんじゃなかろうか・・・。
嗚呼。生きてるって素晴しい。
生きてさえいれば何でもできる・・・かどうかは分からないけど少なくとも何でもできるチャンスはある!
がんばる!おれっ!もっとがんばるっ!やっるぞぉー!(パズー略
その足でオバチャンズの病院へ。
レントゲン写真等を返却しながら、報告。
皆様、祝ってくださいました。
ありがとう!オバチャンズ!
オバチャンズのおかげで気管支鏡検査しなくて済んだぜっ!
オバチャンズからパワー貰えたから色々と乗り切れたぜ!
オバチャンズフォーエバー!フォーエバー?
帰宅後、サイトのトップページに一文 載せる。
『7/28(火) ぼちぼちネット復帰。書いてます。』
ただいま。日常の世界―――――
よ・く・じ・つ・☆
7月29日
いやー、今回はビビったビビった。
ほんっと何事もなく終わって良かったね。奇跡だね。奇跡。
つーこって!
さっそく歯医者に行こうさっそく歯医者かよ。
病院はしごだなっ! ゲッパゲッパ!(笑い声
普段ならば、歯医者イヤだなぁ痛いのイヤだなぁって感じだけど、
なんてったってぼく、命ひろっちゃったもんねー(^▽^)/
もう痛みを感じられる事すらありがたい。嬉しい。
本当に生きててこその痛みだものね・・・っと歯ぁイテテ。
ありがたやありがたや。(変態
そんなドM発想で歯医者さんのドアを開けると、おおっと、混んでる。
夏休みって事で小学生いっぱい。
予約してるから診察室にはすんなり通して貰えたけど結構待ちそうだなこりゃ。
先生が忙しそうにあっちの患者さんこっちの患者さんを治療してるや。
ぼくみたいに虫歯が進んでる患者の場合は、麻酔して効くまで待ってから治療、って流れになるもんで
どうしても回転率悪くなるよね。その上ちびっこ相手だと色々大変そうだ。
ガンバレ先生\(`・ω・´)/
お!ようやく次はぼくの番だ!
先生がやってきた。
『はい、こんにちは。どうしました?』
虫歯ができちゃいまして。ここです。
口を開けて先生に見せる。
すると先生は忙しそうな笑顔でこう言った。
『これ麻酔なしで直接やっちゃおっか!(忙笑』
(;゚д゚) まじっすか!?
驚きの余り、ここ一ヶ月でいっちばん大きな声が出る。
『平気平気!そんなに痛くないよこれ。やっちゃおやっちゃお』
おもむろにドリルを手に取る先生。
ちょっ、まっ、なんにもしなくても痛いのにっ!?
『大丈夫大丈夫(忙笑) はい、口開けて』
キュゥイィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインッ(7オクターブ上で)
院内にこだまする非情なドリル。
あがッ!? あがぁぁッ!!
あがぁあああぁぁあああああああああああああああぁぁあぁァーッ!!
この痛みすらありがたありがたかねぇよッ!!
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